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活用法ガイド

共同ノートで相手だけ画像リンク切れ?HackMD・Notion・Docs の埋め込みを5ステップで直す(2026)

公開日22 min read
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新学期の初週、私の共同ノートは全部リンク切れになった

まず恥ずかしい話から。

去年の9月、入学初週に、知り合ったばかりの3人と HackMD でグループ共同ノートを立てました。授業の要点とホワイトボードの写真を置く用です。私は張り切ってスマホのスクショを1枚ずつ貼り、自分の画面ではバッチリ完成して見えて、ちょっと得意でした。その日の夜、メンバーからメッセージが届きます。「ねえ、あの部分ぜんぶ壊れた画像アイコンになってるよ?」

その瞬間、固まりました。こっちはちゃんと見えてるのに!

シークレットウィンドウを開いて別アカウントでログインすると、メンバーの言う通り。一列まるごと「読み込み失敗」の割れたアイコン。正直、けっこうへこみました。初めて仲良くない同級生と組んでこれ、穴があったら入りたい。

大丈夫。同じ状況に陥っているなら、この記事はあなたのために書いています。実は難しくない。「共同ノートの画像には2種類の置き方がある」と、誰も事前に教えてくれなかっただけ。

先に1つだけ理解する:画像には「アップロード」と「外部リンク」がある

これが全リンク切れ問題の根っこ。ここだけは先に押さえてください。

共同ノートに画像を置く道は、たった2本です。

1本目が アップロード。画像ファイルが複製され、共同ノートのプラットフォーム自身のサーバーに保存される。写真をプリントして実物のノートに貼るイメージ。写真はノートに貼りついているので、ノートを誰に渡しても画像はついてくる。

2本目が 外部リンク(「埋め込みリンク」とも)。共同ノートに置くのは画像そのものではなく、画像が別の場所にある「住所」。ノートに「写真は家の引き出しの3段目にある」と一行書いただけの状態です。自分は家に帰れば引き出しを開けられるが、他人は玄関で締め出される。

分かりましたか。あのときのリンク切れは、2種類目でした。私が貼ったスクショの元は、自分だけが権限を持つ場所。メンバーのブラウザはその「引き出し」に手が届かない。

最初はこの2つが同じに見える。画像はどっちも表示されるので。差が出るのは「人・PC・アカウントが変わった瞬間」。共同ノートの本質は大勢で一緒に見ることなので、この落とし穴はほぼ全員が踏みます。

HackMD:![](url) は便利。ただし隠れた罠が2つ

HackMD は理工系のグループ共同ノートの定番。リアルタイム同期が速く、Enter を押す前の文字までメンバーに見える。使うのは Markdown 記法です。

画像を置く正攻法は HackMD 内蔵アップロード。操作は3つ。

  1. 画像ファイルを編集エリアに直接 ドラッグ
  2. ツールバーの画像アイコンからファイル選択
  3. 画像をコピーして Ctrl+V / Cmd+V で貼り付け

この3つはどれも ![](画像URL) を自動生成し、画像も HackMD にアップされる。これならメンバーも普通に見えます。

ただし1つ目の罠。無料版は1枚1 MB まで。いまのスマホのスクショは平気で2〜3 MB あるので、上がる画像と上がらない画像が出て、超過分は静かに失敗する。Prime 有料版でやっと 20 MB に緩和。だから共同ノート前に「先に圧縮してから貼る」を癖にしておく。

自分で数えました。iPhone のフルスクリーンスクショは約2.4 MB、ゲーム画面や Web の縦長スクショは4 MB 超え。これを無料版に直接貼ると、10枚中3〜4枚が静かに失敗する。しかも失敗した瞬間 エラー表示は一切出ない。画面から数枚が静かに消えるだけ。ノートを提出してから気づく羽目になりやすい。だから「先に圧縮」は神経質ではなく、本当に命拾いします。無料なら Squoosh(squoosh.app)で十分。1枚を 1 MB 未満に落としてから貼れば HackMD が受け取ってくれます。

2つ目の罠はもっと陰湿で、知らない人が多い。HackMD の画像権限は、その「元のノート」の権限に従う。

どういうことか。「ノート A」に画像を貼り、その URL をコピーして「ノート B」に貼ったとします。ある日「ノート A」を削除、または「ノート A」の閲覧権限を自分だけに絞ると、「ノート B」のその画像も一緒に死んでリンク切れになる。

なので HackMD の共同ノートで最も安全なのは、画像を この共同ノート自体に直接アップロード すること。別の私的ノートからリンクをコピーしてこない。これを覚えるだけで切れ写真の確率が半分になります。

Notion:同じ「貼り付け」が、アップロードにも外部リンクにもなる

Notion は記法を覚えなくてよく、見た目もきれい。グループ発表の整理ページに使う人が多い。ただ画像ロジックは、むしろ初心者を混乱させやすい。

Notion に画像を置くと、2つの選択肢が出ます。

  • Upload(アップロード):PC からファイル選択、または画像をページにドラッグ。Notion 自身のクラウドに保存され、最も安定。
  • Embed link(埋め込みリンク):画像 URL を貼る。

肝はここ。Embed link の正体は外部リンクです。Notion は「その都度 URL に取りに行って表示している」だけ。元の画像が削除されたり権限が閉じられたりすると、Notion ページに冷たい Failed to Load の一行が出ます。

私も最初は分からなかった。なぜ安定するときと数日で落ちるときがあるのか。理由は単純で、Upload を押したか Embed を押したかの違いでした。

もう1つ、新入生が誤解しがちな点を潰しておく。Notion 無料版はいま「アップロードのファイルサイズ」に単体上限がありません(昔は 5 MB 上限があったが撤廃)。だから Notion では Upload できるなら Upload。手抜きで出所不明の外部 URL を貼らない。

初心者が見落とす小ネタ。Embed で貼った後、安定するか確認する最速の方法は、そのページを公開リンクで共有し、スマホの未ログインブラウザで開いてみること。1枚でも Failed to Load になれば外部リンク、いつか元が落ちれば一緒に切れます。1分の先行テストで、発表当日に教室で青ざめる未来を回避できる。

Google Docs:画像挿入は問題なし。Drive リンクこそ地雷

グループ発表で最も多いのは Google Docs。ハードルが最も低く、全員が使えるからです。

朗報は「挿入 → 画像 → パソコンから画像をアップロード」が安全なこと。画像はこのドキュメントに保存され、誰に共有しても見えて、ほぼ切れない。ここは心配無用。

真の地雷は別の入口。「挿入 → 画像 → URL から」です。ここに公式ルールが明記されている。貼る URL は drive.google.com のリンクではいけない。つまり自分の Google ドライブにある画像の共有リンクを画像ソースに使えない。システムがそもそも受け付けない。

さらにひどいことに、Drive 画像を外部リンクする件は環境全体が悪化しました。2024年初頭の大量の被害報告によれば、Google はそのころサードパーティ Cookie 方針の調整で、「Drive リンクで画像を外部リンク」していた多くの Web ページや文書を一斉に無効化した。自分のアカウントでは見えても、人や環境が変われば一面の空白。あなたの設定ミスではなく、Google がこの道を意図的に狭めたのです。

一言でまとめると。個人クラウドドライブ(Google Drive、Dropbox など)の共有リンクは、そもそも「画像直リンク」用ではない。共同ノートに貼ればほぼ必ず切れます。

3プラットフォームの貼り方を、1つの表で

上記を表にしました。共同ノート前にサッと見るだけで OK。

プラットフォーム 最も安定する置き方 切れる置き方 無料版の制限
HackMD この共同ノートに直接アップロード 別の私的ノートから画像リンクをコピー 1枚 1 MB
Notion Upload でファイルをアップ Embed link で外部 URL を貼る 現在は単体サイズ上限なし
Google Docs 挿入 → PC の画像をアップ 挿入 → URL から Drive リンク 内蔵、文書と一緒に動く

共通点、見えましたか。3プラットフォームの「安全解」は同じ一文。画像ファイルそのものを共同ノートの中に入れる。外部の住所を投げ込まない。

補足。日本の大学だと Scrapbox(Nota 製)でゼミノートを取る人もいます。Scrapbox はドラッグ&ドロップでアップロードすると自動でホスティングしてくれるので基本は安定。ただし他ページからの画像記法コピーで参照だけ持ってくると、HackMD と同じく元ページ依存で切れる。「ファイルを入れる」原則はどのツールでも変わりません。

なぜ「クラウドドライブのリンク」だと必ず事故るか

ここは原理を一段深く。理解すれば二度と踏みません。

個人クラウドドライブ(Google Drive、iCloud、Dropbox)の設計目的は 私的保存 + 認可された共有 であって、Web が「画像を直リンク」するためではない。その共有リンクの裏には、たいてい3つの関門があります。

  1. 権限チェック:相手は認可されているか。されていなければブロック。
  2. ログイン検証:多くの共有リンクは、裏で Google/Dropbox にログイン済みかをこっそり確認する。
  3. ホットリンク防止(Referer チェック):サーバーが「この画像リクエストはどのサイトから来たか」を見て、自社でなければ拒否。

共同ノートのプラットフォームが他メンバーに画像を描画するとき、身分は「見知らぬ訪問者」。この3関門のどれか1つに引っかかれば画像は出ない。そして自分はログイン済み・権限ありなので永遠にテストで再現できない。これが「こっちは普通に見えてるのに」という名場面の正体です。

最も直感に反するのが3つ目のホットリンク防止。社員食堂を想像してください。入口の警備員は自社の社員証しか認めない。外の人が同じメニューを持って入ろうとしても止められる。共同ノートがメンバーの画像を取りに行くとき、その「社員証」を持っていない。だから門前払い。この層が分かれば、なぜリンク切れが常に相手側で起き、自分の PC では起きないのか腑に落ちるはず。

ぶっちゃけ、誰かの設定が間抜けなのではなく、ツールを場面違いで使っているだけ。画像をどんな人・どんな端末でも安定して見せたいなら、必要なのは「公開直リンクを提供する」専用の画像ホスティング、いわゆる画像ホスティングサービスです。

手順:共同ノートの画像を絶対に切らせない SOP

その通りやればミスしない流れ。初心者必見。

  1. 共同ノートを立てる前に考える:このノートは他人に見せるか。見せるなら、私的クラウドドライブのリンクで画像を貼ってはいけない。
  2. アップロードできるならアップロード:HackMD ドラッグ/Notion の Upload/Google Docs で PC 画像を挿入。まずこれを優先。
  3. 画像が大きいなら先に圧縮:スマホのスクショはよく2〜3 MB。Squoosh(squoosh.app)などの無料ツールで 1 MB 未満に落とせば HackMD が受け取る。
  4. 「1枚を複数箇所で共有」したいなら画像ホスティングへ:同じ画像を共同ノート・LINE のグループ・発表スライドに同時に置くなら、安定した直リンクを出すホスティングに投げ、その URL をあちこちに貼る。一発で済む。
  5. 公開前に必ずシークレットウィンドウで自己テスト:シークレットタブを開き、未ログインで共同ノートを開いて画像が全部出るか確認。30秒でグループ全員の面目を救えます。

5番目が最重要。この一手だけで、「あのページ全部リンク切れだよ」のメッセージがもう来なくなる。大丈夫、当時の私もこれで乗り切りました。ね、そんなに難しくないでしょう。

安定した直リンクが要るなら、画像ホスティングが最も楽

画像をプラットフォーム横断で使い回すなら(共同ノート + グループ + スライド全部に置く)、各所で個別にアップするより、一度アップして安定した直リンクをもらい、あちこちに貼るほうがいい。これが画像ホスティングの存在意義です。

lpic.cc を例に。登録不要で無料アップロードでき、HackMD の ![](url)、Notion の Embed、任意の Markdown に直接貼れる直リンク URL を返します。CDN 配信で、誰のどの端末でも表示速度が安定。共同ノートに実用的な機能も。パスワード保護(機密のホワイトボード写真を勝手に見られたくない)、閲覧後に自動失効、さらに 動画にも対応。画像だけではありません。

制限も正直に。lpic.cc の無料ファイルには 保存日数の上限(現在30日)があり、単体サイズ制限 もあり、広告で支えられる 無料サービスです。だから「1学期の共同ノート、一時的な共有」には向く。永久に保存して10年後にも引っ張り出す資料なら、別で長期バックアップを取ってください。唯一の1枚をここに置かない。

よくある質問 FAQ

Q1:なぜ自分は画像が見えて、メンバーはリンク切れなの?

9割は「アップロード」ではなく「外部リンク」を使い、その外部リンク元(多くは自分の私的クラウドドライブか私的ノート)が自分だけの権限だから。メンバーのブラウザは見知らぬ訪問者として画像を取りに行き、権限で弾かれて切れる。解決策はプラットフォーム内蔵の「アップロード」、または公開直リンクを出す画像ホスティングへ切り替える。

Q2:HackMD が画像アップロード失敗と言い続ける、どうすれば?

まず画像サイズを確認。無料版は1枚 1 MB 上限で、スマホのスクショは超えやすい。Squoosh、TinyPNG などで圧縮してから貼ればよい。あとは「別の私的ノートからリンクをコピー」ではなく、この共同ノートに「アップロード」しているか確認。

Q3:Google ドライブの画像リンクを直接共同ノートに貼っていい?

強く非推奨。Google Docs 自体が drive.google.com の画像 URL を受け付けない。他プラットフォームで Drive 画像を外部リンクする件も、2024年以降 Google の Cookie 方針調整で大量に無効化された。個人クラウドドライブの共有リンクはそもそも「画像直リンク」用ではなく、切れます。

Q4:Notion の Upload と Embed の違いは結局なに?

Upload は画像ファイルを Notion 自身のクラウドに保存する。最も安定し、元を消しても影響なし。Embed は外部 URL にその都度取りに行くので、元が消えるか権限が閉じると Failed to Load。Upload できるなら Upload。

Q5:1枚の画像を共同ノート・LINE・発表に同時に置く、いちばん楽な方法は?

安定した直リンクを出す画像ホスティング(例:登録不要の lpic.cc)にアップし、1本の URL をあちこちに貼る。ソースを1つ保守するだけで、どのプラットフォームでも同じ画像が見え、各所で再アップする必要もない。

参考資料

#共同ノート#HackMD#Notion#Google Docs#画像埋め込み#リンク切れ#大学新入生
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著者

Sandy Lin

初心者ガイド

初学者の目線に立ち、すべてのステップをできるだけわかりやすく解説します。